ワンキャリアでは、2016年以降毎年「東大・京大就活人気ランキング」を発表しています。本ランキングは、東京大学・京都大学の学生における人気企業の傾向や変化を伝えることで、新卒採用におけるトレンドや今の学生の価値観を伝えることを目的に実施しています。
ランキング結果と考察について、以下をご覧ください。
▼ランキング結果(1位〜20位)
▼ランキング結果(21位〜50位)
3月は日系大手志望の学生の就活が本格化するタイミングのため、外資系企業よりも日系企業が上位に来る傾向があります。総合商社やコンサルティングファームが人気なのは、今年も変わっていません。
その中で、今年上位にランクインしたのが、7位のNTTデータです。学生からは「NTTデータは外資系コンサルや日系の事業会社への転職者もいるので、セカンドキャリアにもつながりやすいように感じた」と転職を視野に入れたコメントがありました。勤務地が首都圏中心で、転勤リスクが少ないことも、支持された要因の1つです。また、NTTデータや10位のソニーグループは、配属先ごとに選考コースが分かれていることも特徴です。
転職実績が豊富で、転勤がなく、配属先が確約されている。そのような企業が支持される背景には、「会社任せのキャリアにはしたくない」という東大・京大生の意志がうかがえます。
参考:ONE CAREER PLUS「キャリアの地図 大手企業編」NTTデータの転職事例
https://plus-oc.onecareer.jp/careermap/2022/enterprise/nttdata
新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた鉄道・航空業界。東大・京大就活人気ランキングでも、一昨年は順位が伸び悩む企業が目立ちましたが、今年は一転、コロナ禍前と比較しても上昇が目立ちました。
2024年卒の学生は入学と同時にコロナでオンライン中心の学生生活を送ってきましたが、昨年ごろから徐々にキャンパスに通えるようになっています。キャンパスライフが戻ってくるのと同時に、鉄道・航空業界の人気が戻りつつあることがうかがえます。
今回のランキングにおいて、TOP50に食い込むスタートアップ企業はなかったものの、順位を急上昇させた企業はありました。YouTuberのマネジメントを手掛けるUUUM(ウーム)や、VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーなど、エンタメ企業が躍進しているのは、今年の特徴の1つと言えます。
・調査時期:2023年2月24日時点
・集計方法:就活サイト「ONE CAREER」における企業別のお気に入り登録数を元に作成
・調査機関:株式会社ワンキャリア
・調査対象:就活サイト「ONE CAREER」ユーザーのうち、東京大学・京都大学、または同大学院に在籍する2024年卒学生
・有効回答数:3,897人
ONE CAREERの採用支援シリーズ「ONE CAREER CLOUD」では、新規ご契約企業様向けの特別プランをご用意しております。
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