2024.11.15 / プレスリリース

【2026年卒 就活実態調査】6割以上が「10月以前」に早期選考のエントリーを開始

はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO:宮下 尚之、以下ワンキャリア)は、2026年卒の学生向けに夏・秋冬インターンシップに関する実態調査を実施しました。

調査結果の詳細については、「26卒冬トレンド調査レポート」をご覧ください。
https://service.onecareercloud.jp/data/Investigationreport_202411

 

 

調査結果サマリー

1.夏インターンシップのエントリー数は10社、参加社数は4社
2.夏インターンシップの企業選びは「志望業界であること」を重視
3.「リアルな働く姿を想起できる夏インターンシップ」に好感
4.秋以降、インターンシップ・イベントでは業界・職種を絞って参加、エントリー社数は5社
5.6割以上が「10月以前」に早期選考のエントリーを開始

 

 

 

調査結果詳細

1.夏インターンシップのエントリー数は10社、参加社数は4社 

26卒の夏インターンシップのエントリー社数の中央値は「10社」となり、25卒(8社)より増加しました。また、「6社」以上の回答割合(66.0%)は25卒(57.6%)と比較して8.4pt増加し、エントリー社数は全体的に増加しました。

また、実際に参加した社数を尋ねると、中央値は「4社」となりました。全体で見ると、約9割の学生が夏インターンシップに参加していることがわかりました。

2.夏インターンシップの企業選びは「志望業界であること」を重視

夏インターンシップにエントリーする企業を決める際に重視したことについて尋ねたところ、「志望業界であること」(28.0%)が最多で、次点の「選考優遇が得られること」(16.0%)に12pt差をつけました。夏インターンシップに参加することで志望業界に関する知識を深めたい、という学生の意欲が感じられる結果となりました。

 

3.「リアルな働く姿を想起できる夏インターンシップ」に好感

参加してよかった夏インターンシップの特徴は、「早期選考案内や選考一部免除など優遇がもらえた」が最も多い結果となりました。先述の2の通り、志望業界であることを重視してエントリー・参加したものの、企業からの優遇は就活生にとってやはりうれしいポイントであるようです。

また、「現場社員から仕事のやりがい・大変なことなど働く姿をリアルに実感できる情報が収集できた」(25.1%)、「ワーク内容が実際の業務と近く、求められる・身につくスキルがわかった」(18.2%)といった、働く姿をリアルに想起するための情報を得られたことも上位となりました。

 

4.秋以降、インターンシップ・イベントでは業界・職種を絞って参加、エントリー社数は5社

秋冬に開催されるインターンシップやイベントでは、「夏に参加した企業と同じ業界・職種や、志望する業界・職種の企業のものに参加したい」と回答した学生は全体の64.8%で、志望とは異なる業界・職種や未知の業界・職種のイベントに参加したい学生を上回りました。学生は夏インターンシップで業界・職種を選んだ後、秋以降は選択した業界・職種の情報を集めるフェーズに入ると見られます。

また、秋冬インターンシップへのエントリー済およびエントリー予定の企業数は「5社」(中央値)となり、夏の10社よりも半減しています。企業数が少ないのは、夏は興味のある業界・業種を選択することが目的であったほか、冬は大学の授業と両立させる難易度の高さが影響していると考えられます。

 

5.6割以上が「10月以前」に早期選考のエントリーを開始

早期選考にエントリーし始めた(し始める)時期について尋ねたところ、「9月以前」(31.8%)が最も多く、次いで「10月」(30.9%)の順となりました。大学3年の6割以上が、「10月以前」に早期選考のエントリーを開始済み、または開始意向であることがわかりました。

 

株式会社ワンキャリア キャリアアドバイザー 小林 直樹からのコメント

就活が早期化する中で「就活は早くから動き出すべきもの」という学生の認識は年々高まっており、大学3年の6月までに就活を開始する学生は増加しています。

夏インターンシップを開催する企業が以前よりも増加したほか、就活の早期開始によりエントリーや選考の準備に間に合うようになったことで、この時期に動き始めた学生たちの多くは、学生時代の経験や学業を問わず、いずれかの企業の夏インターンシップに参加できるようになってきています。

今回の調査では、夏インターンシップの企業選びで最も重視している点は「志望業界であること」で、その後のイベントや秋冬インターンシップでも「同業界・同職種のものに参加したい」という回答が多数派となりました。もちろん夏に興味があった業界は就活の軸になるものの、この時期は業界や職種に関する知識も視野もまだ狭く、その後は他の業界にも目を向けていくでしょう。

そのような学生に好評な企業の採用施策は、自社だけでなく、業界に関しても解説する機会の創出です。主催企業が所属する業界の概況のほか、その中で自社はどのような立ち位置でどのような企業なのかを丁寧に説明することが、学生の高い満足度につながります。学生がどのような情報を求めているのかを理解し、1度の機会で得られる情報の幅を意識して施策を立案するとよいでしょう。

 

 

調査概要

調査名:【26卒】就職活動に関するアンケート
調査期間:2024年10月14日〜10月17日
調査機関(調査主体):株式会社ワンキャリア
調査対象:2026年卒の大学生
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:418
調査結果の詳細については、「26卒冬トレンド調査レポート」をご覧ください。https://service.onecareercloud.jp/data/Investigationreport_202411

調査の引用について
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サービス概要

企業人事向けサービスとして、「キャリアデータプラットフォーム」を活用して採用活動を支援するワンキャリアクラウドシリーズを提供しております。新卒採用支援メディア「ONE CAREER」に会社情報や求人広告を掲載することができる求人掲載機能やオンライン説明会をはじめとした高品質なデジタルコンテンツで採用ブランドをデザインする動画サービス機能、採用活動計画を立案する際に必要なマーケティングデータを提供する採用計画機能を有しております。今後、採用計画の立案から求職者の募集、選考活動の管理に至るまで、企業の採用活動を通貫して支えるデジタルツールとして提供することで、企業の採用活動のDXを推進することを目指していきます。

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