2021.07.30 / プレスリリース

ワンキャリアが、Sansanの企業研究レポート「ECS for アカデミア」と学生・求職者向けの情報発信において連携 〜ステークホルダー資本主義が到来。転職前提時代に新しい企業の選び方を提示〜

はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」と、次のキャリアが見える、転職サイト「ONE CAREER PLUS」を運営する株式会社ワンキャリア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 宮下尚之、以下ワンキャリア)と、働き方を変えるDXサービスや、学生向け企業研究レポート「ECS for アカデミア」を展開するSansan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長/CEO 寺田親弘、以下Sansan)は、ワンキャリアが保有する求職者からの企業評価データと、Sansanが保有する取引先からの企業評価データを、連携・相互に活用した、情報発信の開始を発表いたします。
これにより、企業が全てのステークホルダー(利害関係者)への貢献を目指す、ステークホルダー資本主義(※1)時代において、取引先や求職者といったステークホルダーから、企業がどのような評価を得ているのか明らかにし、それらの情報を求職者や学生向けに提供してまいります。

■本連携の背景
終身雇用に頼らない、転職を前提としたキャリア形成が一般的となるなど、個人と企業の関係性は変化しています。学生や求職者個人が、就職先を主体的に選ぶ時代となり、就職活動における多角的な情報収集が必要になっています。
2021年6月にワンキャリアは、次のキャリアが見える、転職サイト「ONE CAREER PLUS」(https://plus.onecareer.jp/)のリリースを通じて、キャリアのデータをオープンにすることで、新たな指標作りへの取り組みをスタートしました。
今回の取り組みでは、名刺アプリ「Eight」の名刺交換データに基づき、任意のアンケートを通して取引先からの企業評価を可視化しているSansanと、40万件の学生の本音のデータや転職経験者のデータをもとに、採用候補者からの評価データを保持しているワンキャリアが連携することで、「取引先」「採用候補者」というステークホルダーから、高い評価を得ている企業や、取引先と採用候補者からの評価にギャップがある企業など、これまでにはない企業の側面を明らかにしていきます。
両社の連携によって、学生・求職者が主体的に企業選びができる社会の実現を後押しします。

■連携内容
今回、ワンキャリアが有する40万件の採用候補者による企業評価のクチコミデータと、Sansanが提供する「ECS for アカデミア」が有する1400社の取引先からの企業評価データを掛け合わせ、次の項目において両社で連携した情報発信をし、学生や社会に向け、新しい企業価値の発見を促します。

・両社データを掛け合わせた企業ランキングなどのメディア提供
両社のデータを掛け合わせ、分析することにより、学生からの認知度は高くないが、取引先からの企業評価が高い企業や、スタートアップ企業の中で、取引先から高い評価を受けている、伸び盛りな企業など、これまでとは異なる企業評価データを提供することができます。両社は、希望するメディアにこれらのデータを提供し、メディアの情報発信に役立てていただきます。
なお、第一弾として、7月31日(土)と8月1日(日)に株式会社ニューズピックスが提供するオンライン経済メディア「NewsPicks」の記事上で活用されます。

・SNSの情報発信連携
昨今、学生や若年層世代の、就職活動・求職活動における情報収集において、SNSの活用、特にTwitterの活用は一般的となりました。今回の連携を通して、両社のTwitterアカウント上で、両者の保有するデータを連携した情報発信を相互に行い、学生に対しての気付きを提供します。
【公式】ONE CAREER(ワンキャリア) https://twitter.com/onecareerjp
学生向け企業研究レポート「ECS for アカデミア」 https://twitter.com/ReportEcs

・イベント開催を通じた情報発信
両社で学生・求職者向けのオンラインイベントを企画し、情報発信を行います。第一弾は9月を予定しており、順次イベント情報を公開してまいります。

■学生向け企業研究レポート「ECS for アカデミア」とは
「ECS for アカデミア」は、2021年7月に公開された学生向け企業研究レポートです。Sansanが、Eightユーザーを対象に実施している年に2回の一斉企業調査「Eight Company Score」で蓄積されたデータを基に、1400社分の企業に対する、取引先からの評価やクチコミを学生向けにレポート化して提供しています。

レポートでは、「ブランドの魅力」「製品・サービスの有用性」「人の印象」の3項目の定量評価に加え、各項目に関する定性コメント、それらの情報を元に算出した総合スコアを見ることができます。学生は、志望企業がビジネスシーンにおいてどのような評価をされているのかを知ることで、企業研究の材料として活用できます。
サイト:https://ecs.report/
※1:ステークホルダー資本主義とは、株主や消費者、従業員、取引先や地域社会にまでバランスよく配慮し経営を行う、新しい資本主義のあり方です。2020年の世界経済フォーラム「ダボス会議」で提唱されました。
*Twitterは、Twitter,Inc.の商標または登録商標です。