2022.10.03 / プレスリリース

採用を対話にしたい。PR TIMESとワンキャリアが業務提携し、採用担当者と学生の本音の対話を目指すプロジェクト「採用の作り手たち」を始動

就活サイト「ONE CAREER」、転職サイト「ONE CAREER PLUS」を運営する株式会社ワンキャリア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 宮下尚之、東証グロース:4377、以下ワンキャリア)は、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(本社:東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム:3922、以下PR TIMES)と業務提携契約を締結し、採用担当者と学生の本音を伝え、採用を人と人の対話にすることを目指すプロジェクト「採用の作り手たち」を始動いたします。
既に上場企業から注目ベンチャーまで37社が当プロジェクトに賛同いただいています。また、11月1日(火)に、より多くの採用担当者の方々に向けて、課題の共有と賛同の輪を広げ、具体的な対策を示すオンラインイベント「面接で本音を話せないが6割。学生と本音で話せる採用の作り方 ー採用の作り手たちに聞くー」を開催するにあたり、本日より先行受付を開始いたします。

特設サイトURL:https://service.onecareercloud.jp/lp/saiyo_tsukurite

  • 本プロジェクト実施の背景

就職活動中、多くの学生が企業に本音を話せていないことを示すデータがあります。
ワンキャリアが実施した調査(※1)によると、約6割の学生が、面接で「実際の本音や事実と異なる発言をしたことがある」と回答しています。
このような結果となった背景には、就職活動が、企業と学生の「建前」のコミュニケーションで溢れている現状があると考えています。同調査では、企業から発信される情報について「企業にとって良いことしか言っていない」「本音を話しているように感じられなかった」といった学生の声が寄せられています。これらの声より、一部の学生は、企業から発信される採用情報は本音ではないと感じていることがわかります。
今回のプロジェクトでは、企業から、学生に向けた本音を発信する場を作りました。採用担当者が顔と名前を出して、採用施策に込めた想いを本音で発信することで、まず企業がオープンに自己開示する姿勢と行動を示し、学生との本音の対話の実現を目指します。就職活動において、企業と学生が「建前」ではなく「本音」のコミュニケーションを行えるよう、「採用の作り手たち」を通して、ワンキャリアとPR TIMESは学生と企業と共に挑戦を続けてまいります。

※1:2022年7月 ONE CAREERユーザー向け実施「2023年卒 就職活動と学生の本音に関するアンケート」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000035321.html

 

  • 「採用の作り手たち」とは

【ステートメント】

 

【概要】
本プロジェクトは「採用の作り手たち」と題し、採用の作り手たちである採用担当者一人一人の「想い」に光を当てました。「先輩が就活で出会ってよかった企業」である就活クチコミアワード(※2)受賞企業のうち37社が、プレスリリース(※3)を通じて採用に関する情報発信を行い、特設サイトに掲載します。

今回、採用担当者の方々が主導し、採用に関する各社施策のプレスリリースを発表する際、そこに込めた採用担当者の想いを顔写真付きのコメントで記載いただきました。このような採用主導のプレスリリースは、採用を人と人の対話にしたいと願う企業にとって、自己開示から対話を目指す一つのスタイルとして、今後さらに活用されていくものと考えています。10月3日10時現在までに7社が「採用の作り手たち」プレスリリースを既に発信しており、今後も各社施策の発表時に順次発信される予定です。( https://prtimes.jp/topics/keywords/採用の作り手たち )

・特設サイトURL:https://service.onecareercloud.jp/lp/saiyo_tsukurite

【参加企業】
「就活クチコミアワード2022」にノミネートされた企業の中で賛同いただいた採用ご担当者様
(参加企業一覧)
アイグッズ|アサヒビール|味の素|EYストラテジー・アンド・コンサルティング|NTTドコモ|NTT東日本(東日本電信電話株式会社)|エル・ティー・エス|エン・ジャパン|オービック|キリンホールディングス|Goodpatch|サイボウズ|シーユーシー|JR東海(東海旅客鉄道)|スカパーJSAT|鈴与|積水化学工業|D2C|ディップ|電通|TOTO|豊島|豊田自動織機|日清食品|日本IBM|日本航空(JAL)|DBJ(日本政策投資銀行)|博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ|バンダイ|PwCコンサルティング・PwCアドバイザリー|フジテレビ|富士フイルムビジネスイノベーション|船井総合研究所|ブレインパッド|三井住友海上火災保険|三菱総合研究所|ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス

※株式会社などの表記・敬称一律省略 / 五十音順に掲載しています。
※参加企業は一部変更になる可能性があります。

※2:就活クチコミアワードの詳細
https://service.onecareercloud.jp/lp/award_reviews/2022
※3:プレスリリースとは、事業者・自治体・団体の新たな活動を世の中に届ける情報発表です。
新しい商品・イベント・キャンペーン等を開始する際、その第一声を自ら公式に発表するのがプレスリリースです。メディアの記事や番組の情報源になる他、大切な関係者やまだ出会っていない生活者へ情報を広く届けられます。

 

  • なぜやるのか

「採用の作り手たち」では、学生の声のプラットフォーム「ONE CAREER」を運営するワンキャリアと、企業の情報発信プラットフォームであるPR TIMESの連携により、学生と企業が互いの声に耳を傾けられる場を作りました。学生が、採用の作り手たちである採用担当者の声を聞くことで、就職活動におけるコミュニケーションを人と人の自然な対話に少しでも近づけていけたらと考えています。

 

  • 11月1日イベント開催のご案内

本プロジェクト始動を機に、ワンキャリアとPR TIMESは、11月1日(火)に、より多くの採用担当者の方々に向けて、課題の共有と賛同の輪を広げ、採用を人と人の対話にするための具体的な対策を示すオンラインイベント「面接で本音を話せないが6割。学生と本音で話せる採用の作り方 ー採用の作り手たちに聞くー」を開催いたします。詳細については、別途告知予定です。
本日より先行受付を開始いたしますので、ご関心のある方はぜひ以下のフォームよりお申し込みください。

先行受付フォーム:https://forms.gle/3jHkkQFy7ymfSqAr9

 

  • 「PR TIMES MAGAZINE」で特集記事を本日10月3日に公開

「採用の作り手たち」をご覧いただき、採用広報に課題を感じていらっしゃる採用または広報のご担当の方々に向けて、採用におけるニュースの見つけ方、プレスリリースの作り方、他社の発表事例などをまとめた記事を、本日公開いたします。広報PRのナレッジを届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」で、本日以降いつでもご覧いただけますので、採用施策の発表時には是非ご参照いただけたらと思います。

新卒採用における採用広報のコンテンツ企画7選と15の発信事例を解説
https://prtimes.jp/magazine/recruiter/

 

  • 本プロジェクトにかける想い

株式会社ワンキャリア 経営企画部 広報・PRチーム 諸角早智
就職活動をしていた頃、個人である学生が向き合う相手が形の見えない法人として語られることに違和感を覚えました。
社会人として実際に働くようになり、法人である企業で働く個人ひとりひとりには仕事にかける想いがあること、それらが学生にうまく伝わっていないことをもったいないと思うようになりました。
本音を聞きたい学生と、本音があるのにうまく伝えられていない企業。
このもどかしい状況をなんとかしたいという一心で今回の取り組みを担当しました。
「採用の作り手たち」をきっかけに、1つでも多くの「学生と企業が互いの声に耳を傾けられる場」が増えることを願っています。

株式会社PR TIMES PRパートナー事業部 渡邉澪
私も2年ほど前に就職活動を行なっていた当事者です。当時から、「就活は戦略勝ち」「うまくやるための秘訣」という認識が世の中には溢れかえっていました。入社してさまざまな企業の方とお話をする機会が増え、企業の人も採用は本音で対話をしたいという意見を持っている人が多いことを知りました。またプロジェクトに参加したことで「採用におけるPRの手法を知らない」企業が多いことも知りました。
企業には採用活動に対する熱い思いがあり、あとはそれを届けるだけ。届ける手法としてのPRを私たちがサポートすることで、もっと幸せになる人がいると思っています。PRの力を通じて、採用活動および就職活動がもっと豊かになる、そんなプロジェクトを目指します。

株式会社PR TIMES 取締役 経営管理本部長 兼 広報PR管掌 三島映拓

採用を、人と人の対話に。ワンキャリアさんから最初この言葉を聞いた時に電気が走ったのを覚えています。そして、私たちに何ができるだろうと真剣に考えました。カイシャに入るための面接対策、企業も学生もそれを求めていたわけじゃない。同じ目的を本気で目指せる同志に出会いたいはず。本音で対話するために、まず企業の側が自己開示しなければ。そして辿り着いた、採用担当者が顔を出して、採用施策の理由や想いをコメントするプレスリリースのかたち。
PRにおいて誠実であることと透明であることは、とても大切です。中にいる人の顔が見えて、どんなことを考え、どんな苦労の末に施策が出来上がったのかが公式発表されることは、これから未来を共に駆け抜ける同志になれるかを想像する、大きな一歩になります。信用は、誠実な開示の積み重ねにあると思います。
新たなスタイルに初期からご賛同いただけた、39社様に改めて感謝をお伝えしたく思います。そして、「採用の作り手たち」をご覧いただき、同じように採用を対話にしたいと共感いただける採用担当の皆様と、採用担当者が顔とコメントを出すプレスリリースを、大きなうねりにしていきたい、そう思っています。この機会に心より感謝いたします。